JET-SET 佐崎 様
本日はお世話になりました。
Mu-Len(蒸れん)のファーストインプレッションを送付します。
実は帰りはすんなり来た道を帰ろうかと思ったのですが、
Mu-Lenの座り心地がよかったので、少し遠回りして帰ることにしました。(苦笑)
さらに快適すぎてウインカーが左にあるのを一瞬忘れてしまいました。。。
普通に座った時、そして車両に付け車速が0の時の座り心地がやわらかいMu-Lenですが、
車両が動いた時にどう印象が変わるのか気になるところでしたが、
今まで体感した、どのクルマのシート(レカロも含め)とも違うものでした。
固く今時の乗り心地ではないパンダ100HPですが、今までクルマと一緒にドライバーも
飛んだり跳ねたりしていましたが、それが不思議になくなりました。
クルマの動きが変わった訳ではないので、これは間違いなくMu-Lenの効果だということになります。
かといって、クルマの動きが全く解らなくなるというわけではなく、しっかりとクルマの動きは
把握できるのです。(不思議!)ドライバーがクルマの動きに振回されることがないので、
クルマが跳ねても、ドライバーが予測ができコントロール出来るようになったのが
一番のメリットになりました。
さて個人的に懸念事項としていたブレーキを踏んだ時の印象ですが、
悪いシートは、体がシートにうまりきちっと操作ができないのですが、
このあたりのやわらいMu-Lenはどうかというと、、
やっぱりうずまるじゃんかと思ったのですが、実はそうではなくブレーキを踏んだ時
の力が自分の背中からMu-Lenのシートバックに伝わり、その力をMu-Lenのシートバックが
反力として自分の背中に伝えていることがわかりました。
結果として自分の体はシートにうずまることはなかったわけです。
Mu-Lenの印象を例えると、最近スポーツシューズなどに使用されているなんとかゲルというのに
印象がにているのではないでしょうか、このゲル(名前忘れてしまいました。。)速い振動衝撃には、
やわらかくなり、遅い振動衝撃には固くなる
(卵を高いところから落としても割れない)という特性をもったもの
だったかと記憶してますが、Mu-Lenはその逆で、ゆっくりとして入力はやわらかく反応し、
速い入力に対しては固くなる(というより反力を強く返すと言った方が正しいか?)
それを印象的に感じたのが、でこぼこした特殊舗装の上を走った時に、体がぷるぷると
振られたのですが、体の内蔵が振られているのではなくお腹の皮がぷるぷると振られているのを
感じました(決してメタボ腹だからではない。。)
Mu-Lenはドライバーへ無用な振動を与えない。だから運転が楽になる
そしてあんまり飛ばしたくなくなる。(ちょっとエコ)
クルマとの一体感が削がれるのではないかと感じられるかのではないかと思うが、
実は無用な振動が無くなることで、もっとクルマを自分のコントロール下におけるということで、
そういう一体感の感じ方もあると思います。
特にこの100HPやFD2シビックTYPE-Rなどには、このMu-Lenはおすすめだと思います。
そしてもう一つの懸念事項。
腰は?
実は痛いことは痛くなったのですが、腰ではなく背中(背筋)が痛くなりました。
つまりクルマを運転する時に本来使う?筋肉が痛くなったのが変わったことです。
当然MT車なので足(左足の裏とふくらはぎ)も痛くなるのですが。。
そして、Mu-Lenと書いて蒸れんですが、確かに3Dネット部は蒸れなかったのですが、
そうでない太もも部は蒸れました。。
レカロの時は、正直シートがしっとりすることもありましたが、
Mu-Lenはないのがいいですね。
長々と書きましたが、ファーストインプレッションはいい印象です。
今後長距離のインプレッションも機会に送付します。
そしてそして最後におじさんの秘密兵器はいいですね。
MT車なので渋滞にはまった時にすごく楽になりました。
無精してすべて2速で走ろうとしたら、このクルマのエンジン特性もあるかもしれませんが、
1500か2000回転くらいから急にトルクが立上がる特性になるため、
気をつけてないとクルマが跳んでいきます。。。
ブレーキのタッチはおじさんの言った通り悪くなりました。少しですけど。
でもあのタッチはすごくよかった。
何か対策案はないものでしょうかね。。
また、インプレッション送りますね、では。。。。
SAZAKI:ありがとう(さすが元H自動車のエンジニア)。
さすがにプロフェッショナル、あまたの椅子を売ってるお店さんにも読んでもらいたいですよね。
すごいわ、実際。さきほど赤いヴィッツ+ミューレンユーザーがまるっきり同じ内容を
逆に表現をされて電話をされてきした。ちょっと困りましたね。