アフターフォローからみたレカロシート


レカロシートのアフターサービスほど大変な業務はない。
なぜならばレカロを購入される殆どの方が、
ファッション以外の部分に相応の性能を要求します。

例えばタイヤを購入する際の通常考えられる、
購入決定の最終場面でタイヤがすりへったから
サイズさえ合っていれば一番安いものを購入すると
同列な考え方では、十分な満足は得にくいでしょう。
安くて十分なレカロもあるし、装着車両に因っては
高いレカロを買っても、オナラのストッパーにも成らないでしょう。

逆説的な言い方をすれば、自動車運転手が全て
身長185センチで75キロの体重でw210(ベンツ)の
1996年モデルに乗っていて、身体堅固であり、よりドライブを
堪能したいのであればレカロDSEを購入し、
スペーサーフレームを捨て去りリベットフレームに変え、
パワースライドをセットすれば私の大好きなフレーズの
無敵状態(子供が4才のころスーパーマリオを操り覚えた)を
獲得し、走行中に運転も出来ないくらいな極端な角度も含めありとあらゆる、
座面角度を簡単に呼び出す事が出来るからである。その
使用上におけるフォローさえできればあとはその機械(シート)
固有の故障等をケアすれば良いだけであるから、
それは私どもにとっては朝飯前の仕事である、その上、
正規輸入元ブリンプのテクニカルサポートも利用出来るわけで
あるので、その感はより強まります。

この文章においてお伝えしたい事柄は、ベンツを購入する事はともかく、
自動車を使用する人全てが身長185センチ体重75キロになる事は
絶対に不可能な事であると確信している事がシートに
おける業務が厄介な物であると考えた次第である。


では、ショップにおけるアフターサービスの、
何がそんなに大変なのかを説明しましょう。

第一

通常レカロシートは座面の角度、高さ設定が物理的可能な
範囲において取り付け時、取り付け後に調整が可能である、
また電動式においては走行中にも調整可能であるが、イニシャルの設定
が必要であるのは云うに及ばない。
であるから身長155センチの顧客と185センチの顧客には
取り付け設定が変わるのは当然の事として受け止めて頂きたい。
極端な例としては、運転席と助手席では全く取り付け座面角度が変り外からみて、
左右バランスが変な装着のクルマがあって当然でしょう。それは、
あたかもげた箱に大人の靴と子供の靴が前後インラインで
揃わないのと同じことであるが、まあ、げた箱は首都高も中央高速も湾岸も
走らないが、人、足、靴、家を、人、体形、シート、
車に置き換えれば解りやすいのでは無いかと思います、
断熱効果の高い土屋ツーバイツーハウスを買った人も買わない人も、
足のためには、自分の足に合った靴を買いましょーね。
(走行性能の高いBMWを買った人も買わない人も自動車の
椅子が体に合わなければ、自分の体に合った物をジェットセットで
選んでもらって、上手に付けてもらいましょうね。)

第二

自動車運転席にはその自動車の製造する側と販売する側の都合が
優先する場合が多く見受けられ決して悪いと決め付けられないのですが、
製造者がわの意図する以外の体形、体調、使用目的により、
使用する側自身による改ざんが必須の場合があり、
シートはその最たる部分であるとジェットセットは考えます。
その根拠には、自動車メーカーではなくシートメーカーとして、
こんなに有名なレカロを持ってしても、奥行き調整装置は
一番短く調整したところよりは、短くはならないのであり、
長くのばしても、決してシート自身ではジャイアント馬場さんの
体形は満足させられないのが事実です。
言葉を用い、解りやすい部分の装着時のやり取りを
シミュレートしますと馬場さんにおいては、
私はそんなに前に出すことは永遠にないが、もっと後にそして、
もっと下に下げることは出来ないのか?
という問に対し、
用意されている車両がその改ざんの業務に耐えうる車両であれば、
可であります。どの車がだめで、どの車はよいのかはこの場では
言い表せないが、カプチーノでは話しに成りません。
また、レカロシートの最良の使用感を得たいとお考えの
プロフェッショナルスポーツマンや、車で移動する事の多い、
ビジネスマン、フィールドマン、芸能人や座り続けることの多い
医師、教師の方々にもぜひ、知っておいて欲しい、
生活の知恵であると考えます。


AFTER
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より使用感の向上、そしてガタツキの改善、etc,etc。
それらの業務を簡単にするための一部の部材がこれらの物です。


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